建築物衛生法により、受水槽の有効容量が10㎥を超えるものについては、貯水槽の清掃を年1回、水質検査を年3回実施することが義務付けられています。また、10㎥以下の受水槽についても清掃や水質検査が望ましいとされています。
貯水槽の清掃の目的は、槽本体内外、付属設備装置類等の点検整備を行い、水道法に定められた水質基準に適合した飲料水と同等の飲料水を供給することです。きちんと貯水槽の清掃をしていないと、錆がたまって、赤水の原因になったり、異臭、水の味が不味かったりしてきます。定期的な貯水槽清掃と水槽の点検・水質検査で安全で美味しいお水を供給しましょう!
ビル、マンションのオーナー様、ぜひチェックしてみてください。
水抜き
水槽の水を排水します。事前に殺菌消毒した清掃機器を使用します。
設備機器の点検
電極棒、警報等が正常に動作しているか点検します。
槽内ブラッシング
槽内をブラッシングして汚れや異物・沈殿物を除去します。
人が中に入り洗剤を撒きます。
少し時間をおいてから細かい所までブラッシングです。
高圧洗浄で洗い流し、隅々まで丁寧にゆっくり洗浄します。
殺菌・消毒
希釈した次亜塩素酸ナトリウム水溶液で消毒します。
中はもちろん、貯水槽の入り口のパッキンまで消毒します。
満水・給水開始
清掃完了後、水槽を満水にして給水を開始します。採水して残留塩素濃度を測定します。
水質検査
ビル衛生管理法や地域の条例で定められた項目について、弊社で水質検査を行います。
報告書ご提出
後日作業報告書と水質検査報告書をお届けいたします。